今日はスタッフみんなで10時から勉強会
LIXILのグループの中の川島織物セルコンの LIXILオリジナルカーテンについての講習を受けた。 良品質 低価格の オリジナルオーダーカーテン「ブランシェ」新発売です。 川島織物セルコンには、代々語り継がれている一つのエピソードがあります。 当社には、製作途中で経(たて)糸が切断された綴織壁掛があります。 これは、1916(大正5)年に宮内省(現宮内庁)より依頼され、下絵の作成や試し織りに5年を費やし、1921年に正式発注を受け織り始めた明治宮殿用の壁掛です。 制作を始めた大正末期は第一次世界大戦後の混乱期で、当時最高水準といわれたドイツ製染料の入手が難しく、多額の資金をつぎ込んで入手した染料を使用したものの、1/5ほど織り進んだところで、若干の退色の兆しが認められました。織に問題は無く、関係者のほとんどがそのまま織り進める事を望んでいましたが、三代甚兵衞の没後事業主となっていた三代夫人の絹子は、夜中に一人で経糸を切断しました。 少しでも不安のあるモノは絶対にお客様へお届けしてはならない、という考えを貫いた絹子の行動は、まさに当社の妥協を許さないモノづくりの基本姿勢を表しています。 当社はこれからも、この思想を受け継いでいきます。
by utiagenoburton
| 2012-07-26 18:05
| LIXILリフォームショップ
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